新光産業きらら浜自然観察公園は、野鳥などのたくさんの生きものを観察し自然に親しむことができる公園です。 

 

新光産業株式会社

観察速報

このページに記載された情報通り観察できるかどうかは状況次第です。
特に鳥類は飛翔能力があるため、撮影後すぐに移動することが考えられます。ご了承願います。

ヘラサギ&クロツラ ツーショット!NEW

2025年11月08日

その他
●亜種ダイサギ
●カワウ


ヘラサギとクロツラヘラサギ

ヘラサギ クロツラ ダイサギ










今朝は公園の干潟に「ヘラサギ」が来ていました。
それと姿形が良く似ている「クロツラヘラサギ」も近くで餌採りをしていて
奇跡?のツーショットを摂ることができました!
手前が「クロツラヘラサギ」で、奥が「ヘラサギ」です。
目の周りの見た目の違いが分かると思います。
園内では満潮時は休憩しに、また、干潮時は餌探しにやって来ることがあるので
これからの季節は注意してみてください。


干潟に集まるサギたち

カワウ










今朝の干潟は早い時間に、まだ潮が入ってきていなかったので
浅瀬を利用して「ヘラサギ」と「クロツラヘラサギ」以外にも
多くのサギが集まっていました。
また、汽水池にはカワウの群れも来ていました。


亜種ダイサギ

カワウ










センターの近くでは大陸から冬鳥として飛来してくる「亜種ダイサギ」が
見事ボラをGet!
また、カワウも「あらよっと!」と捕まえた魚を呑み込んでいました。

その他の情報。
●チドリの仲間のダイゼンは16羽に増えました!
●11/6(木) 公園内のヨシ原池で7羽のヒシクイを確認!
日中はまだまだ快適な日が続いています。
ぜひ、散策にお出かけください。(Shigeru-tan)
 

冬鳥「オオジュリン」!NEW

2025年11月06日

その他
●カンムリカイツブリ
●ハナアブ2種
●冬に咲くグミ


オオジュリン










ホオジロの仲間の「オオジュリン」は西日本では冬鳥で
最近になって公園のヨシ原でも見かけるようになりました。
今日はヨシの種を食べていましたが
茎に潜むカイガラムシという昆虫も好きな食べもののひとつです。
穂先に止まっていると観察しやすいので、探してみてください。


カンムリカイツブリ










今朝、観察展望棟から近い土路石川で
やはり、この地域では冬鳥の「カンムリカイツブリ」を2羽確認しました。
8/21(木)には公園の淡水池に迷って(?)やってきた夏羽個体もいましたが
立冬を明日に控えた今日確認できたのは、シックな色調の冬羽のものでした。
これから春先まで山口湾では普通に観察できる野鳥で
公園の淡水池を利用することもあるので近くで見る機会もあるでしょう。


オオハナアブ

キゴシハナアブ










春から育てていたフジバカマは「旅する蝶アサギマダラ」を呼び寄せるのが目的でしたが
11月になってからは、それまでの様にひらひらと舞う姿を見ることが無くなり
シーズンも終わったものと、少し寂しい気分になっていました。
フジバカマの花も満開からしおれてきているものも出始めていますが
そんなフジバカマの花粉と蜜を求めて「ハナアブ」の仲間が花を訪れています。
ネットで調べると、1枚目は「オオハナアブ」、2枚目は「キゴシハナアブ」と分かりました。
1.5cm程の小さな昆虫ですが
よ~く見るとその模様は「しっかりデザインされた美」のようにも感じます。
フジバカマの花の見ごろは残すところ1週間くらいでしょうか?
園内にはセンター前、屋外トイレ前、淡水池の西園路に植えてあるので
訪れる昆虫たちにも注意してみてください。


マルバグミ

マルバグミ










10/31(金)の観察速報では「アキグミの赤い実」についてお伝えしましたが
今度は「マルバグミの白い花」の話題です。
園内にある「グミの木」の代表は2種類で「マルバグミ」と「アキグミ」です。
「マルバグミ」は今頃花を咲かせ、4月~5月にかけて細長い俵状の実をつけるので
「アキグミ」とは全く逆のライフサイクルを持っています。
春の実はとても甘く美味しいのですが
今頃咲く花も強く甘い香りを放つので、歩いていると気づくことがあります。

園内ではツリスガラ シロハラ キクイタダキなども確認できています。
日中は過ごしやすいので、ぜひ遊びにいらしてください。(Shigeru-tan)
 

トモエガモNEW

2025年11月02日

その他
●ホオジロ


トモエガモ










10/28(火)の観察速報で「トモエガモ」の初認をお伝えしましたが
今朝はヨシ原池で5羽を確認しました。
う~ん まだ数百羽の大きな群れにはなっていないようですね。
もう少し待つ必要があるみたいです。


ホオジロ










今年の「立冬」は11/7(金)で、あと1週間程で暦の上では「冬」がやってきますが
繁殖期を過ぎても「さえずる様に鳴くホオジロ」を最近よく見かけます。
中央園路の観察舎の北側にいるホオジロで、同じ個体ではないかと思います。
こんな時期に「さえずる」意味はよく分かっていないと聞いたことがありますが
繁殖期と同じ様に「縄張り宣言」の意味があるようです。
園内ではホオジロの他
シジュウカラやヒバリが季節を問わず「歌うように鳴いている」ことがあります。
冬が来ても陽気に歌う野鳥も気にしてみてください。

さぁ~ いよいよ11月となり3連休もスタートしました!
11月は山口県「こどもや子育てにやさしい休み方改革」月間のため
親子でご来館いただくと通常19才以上200円の入館料が無料となります。
また、以下の特別プログラムを実施いたします。

➀鳥の形の提灯「鳥(ちょう)ちん」作り 
11月 特別工作教室「鳥(ちょう)ちん」

②きらら浜で「なぞとき宝さがし」
2025100215320553_1.pdf

③「ハイハイレース」
2025012809453538_4.pdf

ぜひ、遊びにいらしてください。よろしくお願いいたします。(Shigeru-tan)
 

久しぶりのクロツラヘラサギNEW

2025年10月31日

その他
●ヒヨドリの大群
●園路を歩くカモ
●アキグミの実


クロツラヘラサギ

クロツラヘラサギ










先日、久しぶりに「クロツラヘラサギ」が園内の干潟に姿を現しました。
最初は1羽でしたが、その後、もう1羽やってきて2羽になりました。
1羽の時に撮ったのが2枚目の画像です。※手前はコサギ
今朝は土路石川で雨の中、3羽が採食していて
たまに、その行動がシンクロすることもあって楽しめました。1枚目の画像です。
クロツラヘラサギは越冬のため山口湾に飛来しますが
今年もすでに20羽を超えているようで、ここ数年は40羽位が冬を越しにやってきています。
山口湾は本州で最大の越冬地となっているのです。


ヒヨドリ大群

ヒヨドリ大群










今年の「ヒヨドリ」の移動はだいぶ遅いようで
先日やっと大群で飛ぶ様子を撮影できました。
センターの北端から周防大橋方面をふと見た時に
竜の如く連なって大群が目に入ってきました。
この様な大きな群れは、もう少し観察できるかもしれないので、注意して探してみてください。


カルガモとマガモ










「園路を歩くカモ」発見! カルガモとマガモでした。
当公園では生き物にエサを与えていないため、人の姿を見れば普通は逃げます。
それなのに、わざわざ園路に出ているのはなぜでしょう?
これは特にマガモに当てはまることなのですが
彼らの好きな食べもののひとつが「ドングリ」で
そのドングリが園路上に落ち始めたからなのです。
これからの季節、人気(ひとけ)がない時間帯に園路を歩いている「マガモ」を見つけたら
ドングリを探しているのだと思ってください。
では、一緒にいたカルガモの目的は?
もしかすると、彼らもまたドングリの美味しさに気づいてしまったのかもしれませんね。


アキグミの実










「アキグミ」は春に花を咲かせ、今頃実をつける樹木です。
園内では点在して植えられていますが
中でも中央園路の奥にある株は、沢山の実をつけていて
青空が出ていると嬉しい気分になります。
この実は人間が食べても甘くて美味しく
公園を利用する生き物たちにとっても貴重な食糧となります。

いよいよ明日から11月!
3連休は天気も良いとの予報ですので、ぜひ、遊びにいらしてください。

※11月は山口県「こどもや子育てにやさしい休み方改革」月間のため
 親子でご来館いただくと通常19才以上200円の入館料が無料となります。
 また、以下の特別プログラムを実施いたします。

➀鳥の形の提灯「鳥(ちょう)ちん」作り 
11月 特別工作教室「鳥(ちょう)ちん」

②きらら浜で「なぞとき宝さがし」
2025100215320553_1.pdf

③「ハイハイレース」
2025012809453538_4.pdf

よろしくお願いいたします。(Shigeru-tan)
 

冬の猛禽その2「ハイタカ」NEW

2025年10月28日

その他
●トモエガモ初認
●ホシハジロの群れ
●亜種ダイサギ


ハイタカ










26(日)は「ふれあいまつり」を実施し、多くの方にご来園いただきました。
そのため、少し遅い時間の園内見回りをしていたところ
中央園路で「ハイタカ」が飛びだし、少し離れた園路に降りました。
先日お伝えした「ノスリ」とともに、きらら浜に冬鳥として訪れる猛禽類の1種です。
上空を飛んでいることもあるので注意していると見つかるかもしれません。


トモエガモ










ペア?の「トモエガモ」が淡水池に来ていました。この秋の初認です。
1羽は顔に「巴」模様らしいオスの繁殖羽が揃ってきていて
もう1羽はメスか、まだ非繁殖羽のようでした。
例年だと、これから12月にかけて500羽位の群れとなって周辺を飛び回る姿を観察できるので
「大群のトモエガモ」もご期待ください。


ホシハジロ










そのトモエガモが居たのは、今朝淡水池に200羽来ていた「ホシハジロ」の群れの中。
他にもスズガモとキンクロハジロが大きな群れに加わっていました。
カモの移動はどんどん活発になっているように感じます。
淡水池を利用するカモたちの数は少しずつ増えてきていて
これから賑わってくることと思います。


亜種ダイサギ










土路石川で「亜種ダイサギ」を確認しました。
通年観察できるダイサギは亜種チュウダイサギで
「亜種ダイサギ」は冬鳥として日本に渡来するタイプのダイサギです。
亜種チュウダイサギより少し大きな体とスネが黄色味を帯びるので
そのポイントを押さえて探すと区別をつけやすいでしょう。

※「ヒメクイナ」情報
 11時頃、それらしい野鳥が「中央園路を横切った!」
 という、ご来園者様からの目撃情報がありました。
 (Shigeru-tan)
 

 

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