このページに記載された情報通り観察できるかどうかは状況次第です。
特に鳥類は飛翔能力があるため、撮影後すぐに移動することが考えられます。ご了承願います。
カワウに春がやってきた!
2025年02月15日
その他
●クロツラヘラサギ2羽で羽繕い
●亜種ダイサギ
●ムクドリ

カワウ
野鳥の恋の表現方法はいくつかありますが
カワウの場合、一部の羽や皮膚の色を変えることで表現します。
分かりやすいのは羽の色で
白髪の様に頭の羽が白くなり、足の付け根の羽もも大きな白い斑となります。
きらら浜に周辺では、今頃からこの羽=繁殖羽が出てくるので
「春だなぁ~」と感じることができます。

クロツラヘラサギとヘラサギ

クロツラヘラサギ

クロツラヘラサギ
最近、園内に休憩にやって来るクロツラヘラサギとヘラサギは合わせて5羽でしたが
昨日2/14(金)はクロツラヘラサギ5羽とヘラサギ1羽の合計6羽に増えていました。
1枚目の画像がその様子です。ちなみに左手前の大きく写っているのはデコイ=人形です。
少し前に投稿したものと同様に、今回も2羽が互いに羽繕いをしていました。2枚目画像。
赤い目(虹彩)も良く分かりますね。
でも、クチバシを当てる位置や力加減をちょっと間違える(?)と
3枚目の画像のように、白目をむいてしまうこともあるようです。(笑)

亜種ダイサギ

亜種ダイサギ
公園でも良く観察できるダイサギは
住んでいる地域によって多少形態に違いのある亜種があります。
画像のダイサギは亜種ダイサギで
繁殖地はロシアや中国東北部で、冬鳥として日本に飛来します。
2枚目の画像で足がきれいな黄色をしているのが分かりますが、これが特徴のひとつです。
それにしても、逆光で透けたクチバシや目先の淡いグリーンがなんともきれいですね。

ムクドリ
久しぶりに園内でムクドリを見かけました。
普通種であっても、改めて見ると
顔の周りの複雑な羽色の出方や、腰が白いのに気づいたりと
なかなか新鮮な感覚を味わうことができました。 (Shigeru-tan)
ルリビタキのメス
2025年02月13日
その他
チュウヒ ミコアイサ

ルリビタキ

ルリビタキ
西園路で「ルリビタキ」のメスに出会いました。
メスは園内で良く見かける「ジョウビタキ」に似ていますが
翼の大きな白斑が無く、尾羽が青いことで区別ができます。
尾羽は青とはいえ鮮やかさに欠け、雨覆いにも青い羽毛が無ければでメスで間違いありません。
成鳥のオスは見間違うことのない綺麗な青・橙・白の羽色になりますが
メスや、生まれて数カ月の若いオスは地味な羽色なので
2枚目の画像の様な角度だと、ジョウビタキと間違えてしまいそうですね。

チュウヒ
今日はヨシ原池の縁に降りている「チュウヒ」を見かけました。
捕まえた獲物を持っているわけでもなく
吹き始めた北西風を避けて休憩中のようでした。
撮った画像を拡大してみると、目(虹彩)が薄い黄色のが分かります。
こう様な色は成鳥の特徴のようです。

ミコアイサ
公園に隣接する調整池に「ミコアイサ」のオスが入っていました。
オナガガモの大群やホシハジロに混ざって1羽だけ居ましたが
パンダの様なこの羽色なら見落とすはずもなく
数百羽のカモの中でも、特別目立つ存在でした。
この冬はパンダガモとの出会いがあまり無かったので
ちょっと得した気分になりました。 (Shigeru-tan)
ウグイスの春は?
2025年02月12日
その他
キジバト
クロツラヘラサギ&ヘラサギ

ウグイス
2/3(月)の立春から、早くも1週間以上が過ぎ
園内でもニホンアカガエルの産卵が確認されるなど
早春を感じることができるようになってきました。
留鳥のホオジロは「さえずり=LoveSong」を既に始めていますが
同じく留鳥の「ウグイス」は、まだ「さえずり」を始めていません。
早い年は1月の内に、遅くても、例年2月の内には「さえずり」の確認をしているので
そろそろ♪ホーホケキョッ♪とお馴染みの「初鳴き」をすると思われます。
聴覚から感じることのできる代表的な春の代名詞ですよね。
画像は、そのウグイスのもので
いわゆる「ウグイス色」としてイメージされる鮮やかな黄緑色に反して
くすんだオリーブ色です。
また、意外と尾羽が長いのも特徴です。

キジバト
最近の公園では、キジバトが少数の群れとなっているのも、まぁ、良く目にします。
寒い時期に見られる光景で、これから気温が上がり、日照時間が長くなってくると
ウグイスと同じく留鳥のキジバトたちも、繁殖活動を再開するため
1羽か、番(つがい)で出会うことになることでしょう。
♪デーデーポッポー♪という声とともに
ディスプレイ・フライトも行って、縄張り宣言や求愛をするので
彼らもまた、春を感じるにつれ、行動の変化が見られることでしょう。
注目してみてください!

クロツラヘラサギ&ヘラサギ
今日もクロツラヘラサギ4羽とヘラサギ1羽が、園内に休憩に来ています。
画像は人工島で休んでいる様子で
左から3番目のクチバシの先端が黄色のがヘラサギです。
今後、春の兆しが増えてくると
この「いつもの5羽」に、どの様な変化があるのか、こちらも気になるところです。
日の入りの時間が随分遅くなっただけでなく
日の出も、どんどん早くなってきていますね。
日毎に増える「春の兆し」を感じるのが楽しい毎日です。(Shigeru-tan)
産卵してました!
2025年02月08日
二ホンアカガエルの卵塊発見!
その他・・・
一本橋を渡って火道を歩きカエルの卵を見に行きませんか?

二ホンアカガエルの卵塊
昨日の投稿で、「ニホンアカガエルの産卵はまだです。」とお伝えしましたが
午後、わずかな晴れ間を見つけて、もう一度、日差しの下で確認したところ
なんと、6個の卵塊を確認できました。 ぱちぱちぱち!
でも、良く見ると、どの卵塊も画像の様に少し土が被っていて
「あれ、昨夜のものではなく、数日前のものだろうか?」という状況ではありました。
もしかすると、初認日を見逃していたかもしれません...
とは言え、なんだかんだで昨日が初認ということにしておきます。
それにしても、一昨年も大寒波の中での初認だったので
「大寒波でも気を抜くな!」という教訓ができました...

一本橋を渡ってヨシ原探検
さて、ニホンアカガエルの産卵が確認できたとなると
皆さんも見に行きたくなりませんか?
今日2/8(土)は「こどもあそびのひろば」で
カエルの卵を見に行くプログラムがあります。
観察場所となるビオトープまで
一本橋を渡って、ヨシ原の水路沿いに歩きます。
ちょっとした探検気分も味わえるので
気になった方は、ぜひ、ご参加ください。
下のリンクから募集チラシをご覧いただけます。
こどもあそびのひろば 2月募集チラシ
下の画像は、3月に行われる「ヨシ焼き」のために刈られた「火道」の様子で
一本橋を渡った後は、ここを通ってビオトープまで歩きます。
スタッフが同行する時のみのスペシャル・ウォークでもありますので、お見逃しなく!
あっ、15時~16時の1時間のプログラムで~す! (Shigeru-tan)

火道を通ってヨシ原探検
大寒波・大雪の公園
2025年02月07日
雪景色いろいろ
今日も引き続き大寒波&大雪が日本全国を襲い
公園のある山口市阿知須も朝から雪が降り続いています。
その様子を画像でお届けします。
カワウ
アオサギ
ダイサギ
まずは、干潟の杭のカワウ。
そして、首を思いっきり縮め、寒さを凌ぐアオサギ。
いつものフォルムとずいぶん違いますね~。
さらに、干潟の奥にある観察舎でたたずむダイサギ。この時は雪が激しく降っていました。
干潟のカモの大群
干潟のマガモ大群
それと、これは今朝、出勤してすぐの干潟の様子で
汽水池も含め、海水域の干潟にカモの大群(500羽?)が入っていた画像です。
マガモの大群
マガモとオナガガモ
このカモの大群には画像1枚目のマガモ
それと画像2枚目にはオナガガモも写っていて、他にカルガモも沢山いました。
オナガガモ大群
オナガガモ
土路石川のカモ大群
この干潟に居たカモの大群は、私が近づくにつれ警戒して群れをなして飛び去りましたが
特にオナガガモに関しては、その行きつく先は公園の北西に隣接する調整池のようでした。
その様子が上の画像、1枚目と2枚目です。
調整池のオナガガモは、公園以外からも多数集まってきているようで
全体で800羽位いるように感じました。(寒くて数える気分ではありませんでした...)
それと、マガモやカルガモは土路石川の河口部の上流側、ずっと奥に移動したようです。
3枚目画像。
ミコアイサ
マガモ
ヨシ原池はヨシ焼きのために「火道」を作っていて
人が頻繁に出入りしているので、カモたちの姿はほとんどありませんが
ひっそりしている水面にミコアイサのメスが2羽泳いでいて(1枚目画像)
淡水池のマガモの画像(2枚目)は、一番雪が激しく降っている時のものです。
アオジ
アオジ
ビオトープ
上の画像は、まだ雪が本格的に降る前のもので、中央やや下の黒い影はアオジです。
2枚目ではなんとかアオジらしい色合いがお分かりいただけると思います。
これくらいの積雪なら、地面に落ちている草の種などが拾えるのでしょうね。
3枚目も、まだ雪がちらついている時のビオトープの画像です。
数年前には大寒波の中、ニホンアカガエルの卵塊を初認したので
「もしかしたら、今年もこの大寒波の中、産卵しているのでは...」
と、水の中の覗いてみましたが、卵塊は見つかりませんでした。
だいぶ、長くなりましたが、今日の大寒波・大雪の公園の様子でした。
今のところ、この雪によって公園は被害のようなことは起こっていません。
皆様におかれましても、十分注意してお過ごしください。(Shigeru-tan)
公園のある山口市阿知須も朝から雪が降り続いています。
その様子を画像でお届けします。

カワウ

アオサギ

ダイサギ
まずは、干潟の杭のカワウ。
そして、首を思いっきり縮め、寒さを凌ぐアオサギ。
いつものフォルムとずいぶん違いますね~。
さらに、干潟の奥にある観察舎でたたずむダイサギ。この時は雪が激しく降っていました。

干潟のカモの大群

干潟のマガモ大群
それと、これは今朝、出勤してすぐの干潟の様子で
汽水池も含め、海水域の干潟にカモの大群(500羽?)が入っていた画像です。

マガモの大群

マガモとオナガガモ
このカモの大群には画像1枚目のマガモ
それと画像2枚目にはオナガガモも写っていて、他にカルガモも沢山いました。

オナガガモ大群

オナガガモ

土路石川のカモ大群
この干潟に居たカモの大群は、私が近づくにつれ警戒して群れをなして飛び去りましたが
特にオナガガモに関しては、その行きつく先は公園の北西に隣接する調整池のようでした。
その様子が上の画像、1枚目と2枚目です。
調整池のオナガガモは、公園以外からも多数集まってきているようで
全体で800羽位いるように感じました。(寒くて数える気分ではありませんでした...)
それと、マガモやカルガモは土路石川の河口部の上流側、ずっと奥に移動したようです。
3枚目画像。

ミコアイサ

マガモ
ヨシ原池はヨシ焼きのために「火道」を作っていて
人が頻繁に出入りしているので、カモたちの姿はほとんどありませんが
ひっそりしている水面にミコアイサのメスが2羽泳いでいて(1枚目画像)
淡水池のマガモの画像(2枚目)は、一番雪が激しく降っている時のものです。

アオジ

アオジ

ビオトープ
上の画像は、まだ雪が本格的に降る前のもので、中央やや下の黒い影はアオジです。
2枚目ではなんとかアオジらしい色合いがお分かりいただけると思います。
これくらいの積雪なら、地面に落ちている草の種などが拾えるのでしょうね。
3枚目も、まだ雪がちらついている時のビオトープの画像です。
数年前には大寒波の中、ニホンアカガエルの卵塊を初認したので
「もしかしたら、今年もこの大寒波の中、産卵しているのでは...」
と、水の中の覗いてみましたが、卵塊は見つかりませんでした。
だいぶ、長くなりましたが、今日の大寒波・大雪の公園の様子でした。
今のところ、この雪によって公園は被害のようなことは起こっていません。
皆様におかれましても、十分注意してお過ごしください。(Shigeru-tan)
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