新光産業きらら浜自然観察公園は、野鳥などのたくさんの生きものを観察し自然に親しむことができる公園です。 

 

新光産業株式会社

観察速報

このページに記載された情報通り観察できるかどうかは状況次第です。
特に鳥類は飛翔能力があるため、撮影後すぐに移動することが考えられます。ご了承願います。

セイヨウスイレンをバックにチョウトンボ撮影。NEW

2025年06月27日

その他 ナミアゲハ


チョウトンボ










今日も「チョウトンボ」の話題をひとつ。
ビオトープでセイヨウスイレンをバックに「チョウトンボ」が撮れたので掲載します。
淡いピンクの背景に群青色のチョウトンボの翅の色が映えていてきれいです。
セイヨウスイレンの蕊(しべ)の黄色もアクセントになっていると思いませんか?

動画も撮ったので、YouTubeに投稿しました。
新光産業きらら浜自然観察公園で「セイヨウスイレンをバックにチョウトンボのキラキラタイム」に出会ったよ!の動画
でご覧いただけます。
6/3(火)にも「チョウトンボ」の動画を投稿しましたが
その別バージョンとしてお楽しみください。


ナミアゲハ










「ナミアゲハ」の画像も掲載しておきます。
こちらはネジバナに止まっているところです。
6/19(木)には「ナミアゲハの幼虫」の話題を取り上げているので
そちらとセットでご覧いただけると面白いと思います。

よろしくお願いいたします。(Shigeru-tan)
 

桃色の花 3種NEW

2025年06月26日

●ネムノキなど
●ネアカヨシヤンマ ホタルガ
●ホオアカ アカテガニ


ネムノキ

ハマナデシコ

ネジバナ










最近、公園で咲いている「桃色の花」を3つ紹介します。

ひとつめは「ネムノキ」の花。
独特なフォルムが美しいですね。クロツラヘラサギリハビリセンターの裏にあります。

ふたつめは「ハマナデシコ」。
その名の通り海岸近くで見られるナデシコの仲間です。
園内にぽつりぽつりと生えていますが
今見やすいのは上のネムノキの近くにある汽水性植物池の周りのものです。

三つめは「ネジバナ」。
1週間前の「観察速報」ですでに掲載してありましたが
草地広場やビオトープ北の西園路で数が増えてきました。見頃です!


ネアカヨシヤンマ

ホタルガ










昆虫の話題。

ひとつめは「ネアカヨシヤンマ」。
ネアカなので「いつでも歌を歌っているような陽気なトンボ」と思っていましたが
「翅(はね)の付け根がオレンジ色」なので付けられた名前だそうです...
薄明薄暮の時間帯に活発に活動するので、日中は木陰を探すと見つかるかもしれません。

ふたつめは「ホタルガ」。
こちらは「蛾なのに日中飛び回る目立ちたがり屋」(?)
ホタルと付いていますが
ホタルは胸部がオレンジ色なのに対して、ホタルガは頭部がオレンジで微妙な違いがあります。
幼虫の食草はサカキやヒサカキで
公園にはハマヒサカキがあるので、これを食草としているのでしょう。


ホオアカ

アカテガニ










野鳥の話題は「ホオアカ」です。
今年は怖いくらいオオヨシキリが少なく、いつもなら大きな声で鳴く姿がありません。
そう言う意味ではひっそりした夏のヨシ原となっていますが
セッカやこの「ホオアカ」のさえずりは良く耳にすることができ
特にここ1週間位は、少し控えめだった「ホオアカ」を良く見かけるようになりました。
♪ベチャ ベチャ ベチャ♪というと風情がありませんが
そのような声が聞こえたら設置してある竹竿や樹木の上を探してみてください。

最後に「アカテガニ」。
早くも梅雨が明けたような天気となっていますが
今朝は園路脇にあるちょっとした隙間の水たまりで見かけました。
雨が降ったときは園路で見かけることが多いのですが
これからの晴れが続くと、少しお目にかかれなくなるかもしれませんね。

さぁ~ 早くも夏本番となりそうなので、暑さ対策をして遊びにいらしてください。(Shigeru-tan)
 

お久しぶりの登場!NEW

2025年06月21日

●カラシラサギ!!!
●トンボ3種


カラシラサギとアオサギ

カラシラサギ

カラシラサギ










「昨日16時頃」の情報です。
観察ホールでご来館された方の対応をしている際
Tレンジャーが「あれ、カラシラサギじゃないですか?」と、ぽつりと言いました。
見ると、そこには世界的な希少種(環境省のレッドリストでは準絶滅危惧種ですが...)の
まさに「カラシラサギ」が干潟の杭の上に居るではありませんかっっっ!!!
コサギ(60cm)程の大きさの65cmと小柄なサギですが
特徴としては
「ぼさぼさの頭(冠羽)」
「太い足で指は黄色」
「この時期は黄色のクチバシに目先は緑色」なので
同じような大きさのコサギとの区別は簡単です。
昨日その存在に気づいた時は強風が吹き荒れていたので
画像のように自慢の冠羽は、人間で言えば「乱れ髪」となってしまっていました。
前回の確認は2020年10月だったので、5年振りのご来園となりました。
残念ながら今日は確認できていないので、すでに移動してしまったようです。
でも、もしかしたら、きらら浜の周辺に居るかもしれません。探してみてはいかがでしょうか?


アオヤンマ

マイコアカネ

チョウトンボ










それと、トンボ情報3種。
ひとつ目は「アオヤンマ」という大型のトンボ。
「アオ」とついていますが「青」ではなく「緑色」のトンボです。
ヨシやガマなど丈の高い環境を好むため、園内でも良く見かけます。

ふたつめは「マイコアカネ」。
小型のアカトンボの仲間で、オスは成熟すると腹部が鮮やかな赤色になり
目の下(前?)は青緑色と、とてもきれいな色合いになるトンボです。
画像はメスなので、赤くはなりませんが、薄い黄色と橙色が優しい色合いを醸し出しています。

最後は、最近よく話題に取り上げている「チョウトンボ」です。
個体数も増え、今一番良く見かけるトンボです。
皆様のお越しをお待ちしております。(Shigeru-tan)
 

「クロハラアジサシ」現る!NEW

2025年06月20日


クロハラアジサシ

クロハラアジサシ

クロハラアジサシ










昨日夕方「クロハラアジサシ」が公園の淡水池で
ヒラッ ヒラッ と飛び回っているのに気づきました。
毎年、5月~7月位になると、1羽か数羽で姿を見せてくれる野鳥です。
この時期はシックな色合いの夏羽となっていて
その微妙ながら、とても美しい色合いが魅力的です。
公園では淡水池と干潟の両方を飛び回り、魚などを捕まえているようです。
さて、いつまで滞在してくれることやら。
公園に遊びにいらした際は、「クロハラアジサシ」をチェックしてみてください。
1枚目 今朝、淡水池デッキで休んでいたところ
2枚目 ヒラッ ヒラッ と飛ぶ様子
3枚目 昨日夕方は干潟で休む様子も観察できました。

今朝、淡水池のデッキで休んでいるところを動画で撮ることができたので
YoutubeにUpしておきます。
新光産業きらら浜自然観察公園で「クロハラアジサシ」が休憩していたよ!の動画。

あまり動きのない単調な動画ですが、お時間があればご覧ください。
よろしくお願いいたしま~す!(Shigeru-tan)
 

アゲハチョウの幼虫!NEW

2025年06月19日

その他
●ネジバナ開花
●チョウトンボ群飛


ナミアゲハ

ナミアゲハ










「アゲハチョウ」の仲間はミカンの仲間の植物に卵を産み、その植物の葉を食べて育ちます。
園内で目立つ所にあるミカンの仲間の植物と言えば「カラタチ」が挙げられ
今日はそのカラタチの木で「ナミアゲハ」の幼虫を見つけました。
毎年6~7月頃に緑色で4~5cm程の大きさになる(終齢幼虫)ので、
葉っぱの色に溶け込んでいても、じっくり探せば見つかることがあるのです。
2枚目の画像は鳥類など捕食者に突かれたりして刺激を受けたとき
角(つの)のような黄色の「臭角=肉角」を出しているものです。
今日は撮影のため、軽く触って刺激しましたが
あまりしつこくすると可哀そうなので、皆さんも試す時はほどほどに...
ちなみに「臭角」とあって、突然目立つ色の角を出してて視覚から驚かすだけでなく
あまり嗅いだことのない不思議な臭い(匂い?)も出して捕食者をひるます作戦をとっています。
カラタチの木は、とても太くて鋭い棘があるので、観察の際はご注意を!


ネジバナ

ネジバナ

ネジバナ










草地広場で「ネジバナ=モジズリ」が咲き始めました。
芝生が生えているような、低い草地であれば見ることのできる普通種ですが
「ラン」の仲間とあって、小さい花ながら色や形はとても可憐な植物です。
「ねじるように咲く花」ということですが、右と左とどちらにねじっているのでしょうか?
3枚目の画像を見ると
左のものは 下から上に向かって反時計回りに
右のものは 下から上に向かって時計回りに なっているのが分かります。
ということは、その株によって違っているのでしょう。
では、その確率は?という疑問を持ちましたが、時間がなかったので調べていません。
どなたか、調べてor調べた結果をお知らせいただけると嬉しいです。
そんな自然の法則を調べるのも面白いものですね。


チョウトンボ

チョウトンボ群飛










今週は梅雨が明けたような晴天の日が続いていますが
それに伴ってトンボたちはどんどん勢いを増しているように感じます。
中でも「チョウトンボ」の数が目に見えて増えています。
今朝は西園路の北寄りで、20頭くらいの「群飛」をいくつか確認できました。
20頭くらいでも実際見ると、なかなかのワクワク感があるので、撮影してみましたが(2枚目)
これだと、そのワクワク感はちょっと伝わりませんね... 残念...
例年、7月上旬くらいまでは「50頭を超えるチョウトンボの群飛」を観察できるので
皆様にも、ぜひ、そのような「奇跡の?群飛」をご覧いただきたいものです。(Shigeru-tan)
 

 

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